名取閖上復興住宅集会所での開催は今回が2度目になります。
この住宅団地は、かさ上げの土台の上に建てられました。
周りはまだすべてのかさ上げが終わっておらずダンプカーや重機からの土埃が舞う状況です。
これから町が作くられていくところで、まだお店などは近くにはなく、暫くは不便な生活が続くとのことでした。
仮設を訪問していたころからの顔見知りの方も多く、皆さん気軽に声を掛けてくださいます。
会場とねこきちさんの歌の掛け合いも、ぴったり合ってさらに盛り上がります。
会場でお話しを伺っていたら、この住宅に移ってまだ日が浅いのですが既に塩害の被害が出ているそうです、塩害の対策には防風林が欠かせないそうですが、これから松の木を植えていっても成長するまでには多くの時間が必要とのことでした。
まだ正式に自治会は出来ていませんが、管理組合はできており組合長さんやその周りの方々が団地を見回ったり、声を掛けたりしながら、無事を確認したり連絡をしている様子がうかがえました。
コミュニティのスタートには、このようなイベントで引き籠っているような方が出てきてくれると有り難い、単身所帯が多いので孤独死は避けたいと、組合長さんがおっしゃっていました。