【ワークショップ】山形市・山形テルサ昭和歌謡ワークショップ交流会

2023年2月6日(月曜日)山形駅西口にあります山形テルサにおいて昭和歌謡ワークショップ交流会が開催されました。
山形市のNPO法人アミルさんの主催で、東日本大震災で山形県内に避難されている方々、避難者を支援してくださっておられる支援者の方々が参加してくださいました。
この日はZOOM配信で、山形県内各地の社協さんや支援者団体、避難者の方々、被災地各地の支援者団体や避難者の方々も多数参加してくださいました。
会場の関係で本番までの時間がタイトでしたが、短い準備時間の中で、しっかりとリハーサルをして音作りしていました。

「心の復興」事業で音楽交流会を山形県内で開催するのは今回が初めてです。

最初は、演奏と歌の迫力に押され気味だった参加者の方々も、徐々に慣れてきて後半は音楽に合わせて手拍子やハミングをしたり楽しんでおられる様子でした。

今日会場に来ていただいた支援者の方々は、これまでJASTと共に復興支援を進めてきた大切な仲間の方々です。
お互いに支えあって、少しでも被災地の役に立とうと行動を起こしてきました。
久しぶりの再会にあの頃の話し、そして今抱えてる課題、これからの復興の在り方、会場のあちらこちらでお話しされていました。
皆さんの思いは今も熱いようです。
今年度最後の交流会を山形で開催できたことは、JASTにとって大変嬉しく幸せな出来事でした。
参加者の皆さん、関係者の皆さんのお陰です。
ありがとうございました。


【ワークショップ】いわき市・下矢田団地昭和歌謡ワークショップ交流会

2023年1月26日(木曜日)いわき市下矢田団地集会所において交流会が開催されました。
前回は、2018年10月に下矢田団地集会所で開催されました。4年半ぶりに伺いました。
2018年に伺った時は、自治会が発足してまだ間もない頃でした。

ここ3年位、コロナ禍で住民間のコミニュケーションはかなり少なくなったとお聞きしました。
現在は何とかコミュニティを再生しようと会長さんや住民の方々が力を合わせている最中に、
JASTの昭和歌謡の交流会をてこに、更に前進する意気込みを感じました。
この団地は、大熊町から避難されている方が多数です。
この団地の入居者の方々は、大震災から転々と住む場所を変えて、避難所や仮設住宅や復興住宅等を渡り歩いて現在ここにおられる方が多いとお聞きしました。
未だに帰還出来ない郷里への思いもあり、複雑な心境を抱えておられることを話してくださいました。

歌に合わせて手拍子をしたり、ハミングしたり、知っている歌が流れると笑顔になったりと思い思いに音楽を楽しんでおられる様子が覗えました。

会長さんを始め、参加者の方々から「またこの団地に来て、歌を聴かせてください。」とおっしゃっていただきました。
みなさんの暖かい歓迎に感謝致します。
ありがとうございました。

【ワークショップ】田村市・石崎団地昭和歌謡ワークショップ交流会

2023年1月22日(日曜日)田村市の石崎団地の交流会が、田村市役所ホールで開催されました。
石崎団地住民の方々と地元住民の方々の参加です。
普段から交流をされているとの事で市役所内にありますイベントホールでの開催となりました。
照明設備が備わってあり、音響に配慮した会場は音楽イベントには理想の環境です。

石崎団地の自治会長さんや自治会創設時の会長さんらのお話しをお聞きして、ここまでの道のりの大変さを改めて知りました。
皆さん明るく気さくな方々で、JASTのメンバーにも親しくお話をしてくださったり、笑わせていただきました。
笑顔でおられる方々が多いことから、コミュニティがうまく機能していると感じました。

この日、リハーサル中に会場の参加者からリクエストをいただきました。

プログラムを一部変更してリクエストの歌が流れると、会場はさらに盛り上がりました。

フィナーレは会場が一体となって、歌に合わせて大きく手を振って思い思いに音楽を楽しんでいる様子がうかがえました。
参加者の方々から帰り際に「今日は本当に楽しかった。また、是非来てください。」のお言葉をいただきました。
今日の開催の準備をしてくださったみんぷく郡山の皆さんからも、「来年も、JASTさんと是非一緒に出来たらいいね!」とおっしゃっていただきました。
ありがとうございました、また、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

【ワークショップ】本宮市・下田第2住宅集会所昭和歌謡ワークショップ交流会

2023年1月13日(金曜日)本宮市下田第2住宅において、ワークショップ交流会が開催されました。
下田第2住宅の自治会の役員さんから、開催したいですというオファーを戴いたのは、一昨年の秋のことでした。
コロナ禍の影響などで、延期、延期が重なりましたが、ようやく皆さんとお会いすることが出来ました。
「ずっと心待ちしていました。」と住民の方々からもお話をうかがいまして、JASTのメンバーも大変嬉しくなりました。
相双地区からの避難や移住で住んでおられる方が、多くいらっしゃるとのことでした。
田園に囲まれた高台にある20世帯ほどの戸建住宅です。

集会所には、手作りの木製の棚や飾り物が飾られていました。
壁やガラス戸にはこれまでの自治会の活動が判る写真等も展示されていて、住民間の絆の深さを感じました。

この日は、下田第2住宅集会所の交流会の様子を山形の被災者支援団体や被災地各所にオンラインで届けられています。

この日、今日の開催をずっと待っていらっしゃった方は開始の2時間前に会場に入られて、自治会役員の方々とお話ししたり、リハーサルも見ていてくださいました。
集まってくださった住民の方々からも、初めてお会いしたJASTのメンバーに親しく色々なお話しをしてくださいました。

今日の交流会の開催に向けて、現地のコーディネーターとして準備をしてくださいましたみんぷく郡山の皆さん、ありがとうございました。

暖かく迎え入れてくださいました下田第2住宅の皆さん、本当にありがとうございました。

【ワークショップ】福島市・北沢又復興住宅集会所昭和歌謡ワークショップ交流会

12月14日(水)福島市北沢又にあります復興住宅大和田集会所において、ワークショップ交流会が行われました。
相双地区の浪江町などから避難されている方が多く住んでいらっしゃいます。
昨年は、オンラインでの開催でした。参加者の皆さんの希望で今年は生の演奏と歌をお届けすることが出来ました。
久しぶりに会うことが出来た参加者の方々は、和気藹々とした雰囲気の中で会話をされていました。

この集会所には、通信カラオケがあって週に2回ほど集まって、皆さんで歌を歌っておられるとのことでした。

昨年のオンラインを上回る住民の参加に加えて、近隣に住んでおられる住民の方も参加してくださいました。

北沢又住宅の自治会長さんのあいさつと出演者の紹介で歌謡プログラムがスタートしました。

北沢又にお伺いして気がついたことは、ほかの会場と比べて男性の参加者の比率が高いことです。
御夫婦でいらっしゃっている方も多いです。
知っている歌が流れると、マスクの中で口ずさんだりハミングしたりと、思い思いに楽しんでおられました。
参加者の方々から、「また、来てくださいね。」のお言葉をいただきました。
北沢又復興住宅の皆さんありがとうございました。

【ワークショップ】南相馬市・大町団地昭和歌謡ワークショップ交流会

昨日の南町団地に引き続きまして、今日は南相馬市の大町団地での昭和歌謡ワークショップ交流会です。
大町団地は、これまで5回ほど訪問させていただいています。
参加された方々も、すっかり顔なじみになりました。
音響機材のセッティングや、後片付けの時に皆さんが手伝ってくださるんです。
参加された女性の方々が、重いスピーカーを運んでくださったり、マイクのケーブルを巻いてくださったりと、本当に感謝です。

この団地は、定期的に集まって血圧や熱を計ったり、ラジオ体操やボケ防止のワークショップをやったり、住民間の声かけと互助が出来ている団地です。住民の皆さんの仲が良く、何より表情が明るいんです。
今日は、歌謡ショーがあるのでいつも集まる人数より、多くの方が集まってくださったそうです。

歌謡ショーが始まると、マスクの中で口ずさんだり、リズムを取ったりと思い思いに楽しんでおられました。

この日は予定より少し早く開始したこともあり、会場のリクエストに答えてプログラムを追加することも出来ました。

最後に、記念写真を撮ってお開きになりましたが、私たちが会場を後にするときも、参加した皆さんが「また、来てね。」と手を振って見送ってくださいました。

あたたかいご声援、ありがとうございました。

【ワークショップ】南相馬市・南町団地昭和歌謡ワークショップ交流会

今日は、南相馬市の南町団地集会所での昭和歌謡ワークショップ交流会です。
南相馬市にある復興住宅に昭和歌謡で何度も訪問させていただいていますが、南町団地は初めての開催です。
スーパーマーケットや、100円ショップ、ドラッグストアが南町団地に隣接していてとても便利な場所にあります。
住民の方々も、「お店が近くて買い物が楽で便利です。」とおっしゃっておられました。
住民の方は、浪江町や小高地区等から避難して来られた方が多いそうです。
最近は、少しずつ空家が出てきているようで、住民が少なくなっていくのは寂しいですとおっしゃっておられました。

集まった皆さんは歌が大好きな方が多く、近くのカラオケに通っておられる方、震災以前にお仕事で歌うことが多かった方等、皆さんそれぞれに、音楽への思いやエピソードなどをお話してくださいました。
イベントが終わってから家にあるギターを持って来てくださって、JASTのメンバーと歌ったりする場面もありました。

30曲のプログラムは、あっという間に終わりました。
参加してくださった方々から、「また、南町団地に来てください。」と何度も言っていただきました。

ありがとうございました。

【ワークショップ】石巻市・農作業ワークショップ交流会

令和4年9月6日、石巻市北上川河川敷にある、石巻の支援団体の畑にてワークショップ交流会が行われた。
夏野菜の収穫もだいぶ進み、じゃがいも、トマト、とうもろこしなどは終了しました。
今日は、空いた畑に大根、蕪、白菜などの野菜の種を蒔いたり、苗を植えたりいたします。

同時に、最盛期の茄子やゴーヤ、まくわうり、きゅうり、ししとう、とうがらしの収穫も行いました。
収穫後は、新鮮な野菜を被災者さんのところに配られて行きます。
スーパーにあるような揃った野菜ではありませんが、熟成有機肥料の効果があり、味は素晴らしいです。

地元のボランティアの方も多数手伝いに来てくださいました 。

何度かお会いしている方々と、集まったメンバー同士が再会を喜び、農作業の様々なノウハウや支援のお話しが活発に行われていました。

農作業ワークショップは、当初は全く未経験の素人の支援者やボランティアの方々が、被災者、特に困窮や孤独に置かれている方々に野菜を通じてコミュニケーションや困った時の受け入れ先になりたいという思いでスタートしました。

年々、回を重ねるごとに、その技量は少しづつレベルアップしています。

特に今年の8月に、東北地方を襲った大雨被害。畑のある北上川河川敷においても、50cm以上の冠水がありました。
懸命の復旧作業が行われました。野菜についた泥や汚れを早急に綺麗な水で洗い流す、細菌の侵蝕を防ぐために防除作業をするなど、労力と費用のかかる作業を懸命に行って来ました。
その甲斐があって、立派な野菜が収穫できています。
メンバーやボランティアの方々の熱い思いが伝わります。
ありがとうございました。