2020年2月15日(土)石巻市渡波、洞源院においてミュージック&カフェが開催されました。
2011年の東日本大震災の直後は、400人もの方が避難所として洞源院に滞在していたことを、住職からお聞きしました。
支倉常長がヨーロッパまで航海したサンファンバウテスタ号の展示館が目の前にある高台に位置するお寺です。
お寺のお堂での音楽は、一際広がりがあります。
楽器を持ってリズムを取ったり、一緒に歌ったりしているうちに段々打ち解けてきました。
思いでのある曲なのか、涙を流して聞いてくださっている方があちらこちらで見受けられました。
いつもより、少し長い時間のイベントになりましたが、皆さん満足しておられたのか、もっと聞きたい、歌いたいと言う感想を多くいただきました。
歴史のあるお寺なので、これまでにこの地区に起きた様々な災害のあった時は、地域にとって重要な避難所であり、支援拠点であったことが窺い知れました。
住職ご夫妻の人柄もあり、地域の住民の信望も厚く、信仰の場だけではないコミュニティの起点になっています。